2010年10月23日土曜日

twitterは見ている人を行動に駆り立てるメディアである(その2)

先ほどの記事の続きを書きます。ここでは自分が体験したツイッターを利用した?感動のおもてなしとなぜ、ツイッターは私たちを行動に駆り立てるのか?まとめの考察をしたいと思います。


3. 感動のおもてなし
六本木に豚組しゃぶ庵という居酒屋があります。
ここは社長にツイッターで予約すると予約が取れてしまうという居酒屋。そのユニークな取り組みが、本や雑誌、テレビなどに取り上げられ売り上げの1割以上はツイッター経由の予約だとか。詳しい内容は小さなお店のツイッター繁盛論お客様との絆を生む140文字の力に掲載されていますのでぜひ読んでください。
自分も本を読んでから、この豚組さんに行きたくなり念願かなって10月17日に行ってまいりました。

もちろん事前の予約は社長の中村仁(@hitoshi)さんに直接しました。六本木周辺に豚組関連の店舗は5店舗あるので

「3人で歓談したいのですがどのお店が良いですか?」

と質問すると

「豚組しゃぶ庵が良いですよ」

…と進めてくださる。お店に行く前からやり取りできるとちょっと期待が膨らみます。
実際お店に行き席に着くと、中村仁さん(以下:@hitoshiさん)から、特性チャーシューのサービス。コックさんがでかい豚肉の塊からわざわざ切ってくださってみんなにサービス。ちょっと感激!
こんな感じ!
肉汁たっぷりで美味しかったです。ツイッター以前にこの豚組しゃぶ庵の接客、料理は美味しく、お店の雰囲気も良い。六本木の一流のお店でおもてなしされているなーという感じでした。

贅沢な気分になるとお礼もしたくなるわけで、ツイッターで
@hitoshiさんにご挨拶したいな~。とツイートしたところ…

すぐ、1分後に
@nootesh 向かってます!

え!?

…と思ったら@hitoshiさん自らごあいさつに。
いやー、感激。本人とご対面。すごい接客だなー。

インターネットでお店の予約はし易くなったと思いますが、予約したらただお店に行って機会的に料理が出てくるのみ。あまりそのお店への特別感ってネットからは生まれませんよね。この豚組さんは@hitoshiさんのツイッターを使った鬼の接客は同じネットを使っていても心に感動が生まれる何かがあります。もちろん、ツイッターだけではファンは生まれません。このお店の場合、接客は良いですし、内装は上質、料理はうまい。その上でツイッターを使った鬼の接客。顧客と絆を結ぶツイッターだなーと。


4. ツイッターはなぜ、私たちを行動に駆り立てるか?
今までSNSは自分の中ではネットの中でやり取りが完結するメディアだと思っていました。
ところがTL上を眺めていると、行ってみたい!体験してみたいという気にさせられます。先述の異業種交流会の例でいうと、まず気になるとその話題のツイートを目で追うようになります。ツイッターの特性ですが、他にも気になる人がいるとその話題についてまたツイートしたり、RTしたりします。先日、アップルから Macbook Airの新型が出ましたが、「アップルショップで触った!」といったツイートがTL上で散見できます。だんだん、触りたくなってきます。で、買って「最高!」なんてのがよく見られるようになると買う人も出てくるでしょう。このBUZZ効果はツイッターの大きな特徴だと思います。
また、ツイッター上では知っている人が今何をしているのが、ほぼリアルタイムに分かるのも自分も参加したいと思わせるのかもしれません。眺めているだけで、TL上ではフォローワーさんのリアルな動きが垣間見えます。ツイートしている人もスマートフォンで投稿しやすいのも大きいです。

ツイッターをやり始めてから知っている人が増えました。出会い(恋愛に発展する出会いはないです…)も増えました。二次元の情報の流れが、実体験の経験、出会いへつながるツイッター。このプロセスはもう少し科学してみたいです。

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